設備詳細

マイクロパルベライザーACM-10(微粉砕機)×2

メーカー名:ホソカワミクロン

【概要】
ACMパルベライザーA型はエアーセパレータを内蔵した衝撃式微粉砕機である。
分級ロータの回転により製品粒度分布を簡単に調整でき、しかも過粉砕が少ないという魅力的な特徴を有することから、金属、樹脂、食品、農薬など広範囲の原料の微粉砕に用いられている。

マイクロパルベライザーACM-10(微粉砕機)

各部詳細

概略構造図

【特長】

  • 分級機構を内蔵した粉砕機であるため、過粉砕なしに目的の粒度のものを効率的に得ることが出来る。
  • 分級ロータの回転数及び、風量の調節により粒度調整が容易で、しかも粒度分布の幅の狭いシャープな製品が得られる。
  • ガイドリングの改良により素粉域であっても過粉砕されることなく、分級回転数に応じた広範囲な粉砕品が得られる。
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スムースライナ

スムースライナ

バーハンマー

バーハンマー

ピンハンマー

ピンハンマー

溝ライナ

溝ライナ

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適用例

適用範囲が広い。粉体塗料用粉砕機として開発されたACMパルベライザーはその後その優秀さが認められ、各種原料の粉砕にも使用されるようになった。トナーのジェットミルの予備粉砕と使用される他、農薬、フェノール樹脂、ゴム薬品、ブドウ糖、小麦粉など多様である。Table.1にその一例を示す。

Table.1

原料名 原料粒度 製品粒度 機 種 処理能力
PVC D50 = 138μm D50 = 53μm 10 9.0 kg/hr
吸水ポリマー D50 = 2mm 43.8% < 150μm 10 180 kg/hr
フェノール樹脂 15mm × 5mm D50 = 13μm 10 217 kg/hr
セルロース中間体 25% < 75μm 96% < 40μm 10 15 kg/hr
CMC 8% < 180μm 94% < 125μm 10 20.3 kg/hr
ワックス 数百 μm D50 = 150μm 10 120kg/hr
仕様
粉砕動力
(kW)
分級動力
(kW)
フィーダ動力
(kW)
標準風量
(m3/min)
粉砕回転数 標準回転数 最高分級
回転数
(※)
7.5 0.75 0.2 15 6800 950〜3800 7000

※標準回転数を超えて最高分級回転数を選択された場合は変速範囲が最高回転数の1/2以上となる。

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